製菓業界はもっと深刻で、心配の種でもあります。
今週末(18~20日)は久々にクロワッサンお出ししてます。
バター不足の中、どこまで続けられるかわかりません!
お見かけの際はぜひお試しくださいね。
「何トカバターを使った高級クロワッサンよりも美味しい!」
・・・と仰ってくださる常連さんもいるんですよ~。
未だに「ケーキ屋さんなのにパンもあるの」と驚かれますが、
フランスでは当たり前。どこのパティスリーでも
クロワッサンやパン・オ・ショコラなどを扱っています。
小麦粉やバターなど、基本的な材料が違うために
パン屋さんのパンとは区別され、「ヴィエノワズリー」と呼ばれます。
この"viennoiserie"とは、「ウィーン風の」という意味。
どこらへんがウィーン風なのか、不思議な感じがしませんか。
時は18世紀、マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ際に
ウィーンからお抱えのパン職人も連れて行き、
ウィーン風のパンを作らせた、といわれています。
それで、"viennoiserie"と呼ばれるようになったようです。
ブリオッシュやクグロフなどもこの時代に伝わったとのこと。
当時はクロワッサンも今のような層状のものではなく、
時代とともに折込式のものになっていったようです。
今私たちが美味しいクロワッサンを食べられるのは、
マリー・アントワネットのわがままのおかげかもしれません。
発酵バターのいい香りがします♪ |
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